50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう

2024年03月28日 14:24

「50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう」高田純次著を読みました。

著者の高田純次さんは、俳優、コメディアン、実業家、タレント、司会者として、テレビ番組や舞台、映画などで幅広く活躍しています。芸能事務所テイクワン・オフィスに所属し、代表取締役も務めています。1971年に「自由劇場」の研修生となるが、1年後退団し、イッセー尾形氏らと劇団を結成。その後4年間サラリーマン生活をし、1977年に劇団「東京乾電池」に参加。私の世代では劇団「東京乾電池」時代(その後1989年に独立しテイクワン・オフィスを設立)に出ていた「笑ってる場合ですよ!」のコーナー「日刊乾電池ニュース」や「天才・たけしの元気が出るテレビ」などのバラエティー番組でのイメージが強いと思います。ちなみにコントのイメージが強い劇団「東京乾電池」ですが、その後方針転換を試みてチェーホフやシェイクスピアなどの作品を上演しているそうです。

Wikipediaの芸風の部分が面白かったのでそのまま引用します。

「オレはイタリア語がペラペラなんだけど、意味わからないんだ」
「キミ、松嶋菜々子に似てるって言われない?言われないの?じゃあ似てないんだね」
「ホウレンソウ(報連相)は、おかかにお醤油がベスト。ソースかけたことあるけど美味しくない」など、数々の適当が特徴で売り。

番組収録では最初は勢いよく喋り倒し、番組進行を脱線させるも、途中で疲れて辞めてしまうことがある。

Wikipediaに書いてある芸風もテキトーで面白いですが、今回読んだ「50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう」でも適当かつゴキゲンな高田純次さんが炸裂しています。

高田さんってモテますよね?どうやったらそんなふうにモテるんですか?と聞かれて
そうね、今は持てても30kgぐらいが限界だけどね。・・・あ、女の子の話?

若い頃からずっと今も継続しているルーティンワークはありますか?と聞かれ
お風呂は毎日入るようにしてるんです。あと、顔も洗うし歯も磨くよ。清潔にしないとね。あとは、朝ピアノを弾いて、そのあと5kmぐらいのランニングを・・・・・・・・・・しようかなって考えること(笑)。

しかし中にはこんな名言もあります・・・昔も今も空気を読まない高田さん。そのコツは?と聞かれ
空気は読まないで、ゆっくり吸うっていうのが生きていくコツだろね。・・・考えさせられます。

この本の中で高田純次さんも触れていますが、適当には、ほどよいことやふさわしいこと、いい加減なことという3つの意味があるのです。ただのテキトーだけでない!こんなふうに歳を重ねられたらと感じさせてくれる内容になってます、ぜひ読んでみてください。

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