「『言った者勝ち』社会 ポピュリズムとSNS民意に政治はどう向き合うか」朝日新聞取材班を読みました。ここでいつもは著者紹介になるのですが、今回は朝日新聞について触れてみたいと思います。株式会社朝日新聞社(非上場)は、1879年に大阪府で創立。大阪府大阪市を発祥とする新聞社であり、現在も登記上の本社を大阪に置いている。日本国内の4本社1支社、取材拠点は総局42・支局61・地区担当43、印刷拠点は20ヶ所であり、日本国外機関は5総局・21支局の26拠点。2024年2月における発行部数は346万部と読売新聞に次ぐ国内第2位。ちなみに社旗、題字の背景の図柄は、西日本版と東日本版の2種類存在する。(Wikipedia調べ)
この本の内容はこんな感じです、大衆社会における個人の「原子化(アトム化)」が進む今、政治の世界、とりわけ選挙では、短い言葉でメリハリの利いたことを言った方が「勝ち」となる。たとえそれが、実現不可能であったとしても、だ。ポピュリズムによって民意をまとめる手法は危ういが、SNSによる虚実ないまぜの膨大な情報は、選挙のあり方を変えている。派閥・中間団体が消滅し、ポピュリズム的傾向を強める現代日本の政治状況を、独自取材で追ったノンフィクション。(表紙裏内容紹介より)
SNS民意についてどう思うか?という質問をCOPILOT氏にしてみました。
SNS民意には以下のような二面性があると考えます
可視性の側面からの可能性は、声なき声が表に出ることであり、危うさは、過激な声が民意として誤認されることである。
即時性の側面からの可能性は、迅速な反応と参加であり、危うさは、熟慮や沈黙が排除されることである。
個人化の側面からの可能性は、多様な視点が現れることであり、危うさは、集団的責任や妥協が失われることである。
というような回答でした。
民意がバラバラになり、民意の媒介となっていた中間団体が衰退し、集団的な意思形成が困難になっている今、民意が成熟するとはどういうことか・・・・・・考えてみたいと思います。