スパイは日本の「何を」狙っているのか

2025年12月10日 16:18

「スパイは日本の『何を』狙っているのか」勝丸円覚著を読みました。著者の勝丸円覚氏は1990年半ばに警視庁に入庁氏、2000年代はじめから公安・外事分野で経験を積む。数年前に退職し、現在はセキュリティコンサルタントとして国内外で活動を行う。TBS系ドラマ「VIVANT」では公安監修を担当。著書に「警視庁公安部外事課」「諜・無法地帯 暗躍するスパイたち」「警視庁公安捜査官 スパイハンターの知られざるリアル」などがある。

この本では、日本が「スパイ天国」と呼ばれる理由として、スパイを取り締まる明確な法律が存在しないことを挙げ、インバウンドの増加、海外企業の進出、外国人留学生の増加などによって、スパイが日本社会に紛れ込みやすくなっている現状が描かれている。さらに、スパイたちが狙うのは軍事機密だけじゃなく、経済情報や技術、さらには世論操作など多岐に渡っている。著者は元公安捜査官の視点から、日本に潜むスパイの実態とその手口を明かし、「静かなる侵略者」としてスパイ活動がいかに日常に溶け込んでいるかを警告している。

COPILOTに聞いてみました
鎌倉に来る観光客にもスパイは紛れている?
今のところ、鎌倉に来る観光客の中に「スパイだった」と明確に報道された事例は確認されていない。しかし、スパイというものはそもそも「目立たずに情報を集める」のが仕事なので、観光客に紛れて行動するのは理にかなっている。
・鎌倉のような人気観光地は、外国人がいても不自然ではないので、スパイ活動のカモフラージュには向いている
・鎌倉は観光地ですが、近隣には横須賀の米軍基地や防衛関連施設もあるので、地理的には戦略的な意味を持つ可能性もある。
・例えば、カメラを持って「観光してるだけ」と言いながら、軍事施設や重要インフラを撮影していたケースもある。
とはいえ、鎌倉での観光客トラブルは今のところ「マナー違反」や「オーバーツーリズム」に関するものが中心で、スパイ行為として摘発された例は報道されていない。ですが、表に見えない動きがあるかもしれないって想像するのも、ちょっとスリリングで面白いですね。との回答でした・・。そもそも私はスパイですと言って名乗るスパイがいるわけはないので、一般市民は判るはずもないですが・・。サイバー攻撃などはヒューマンエラーを糸口として行われることもあるようなので、個人情報の管理などは気をつけなければならないんだろうなあと感じました。現在、スパイ防止法が議論されているようです、法律の信頼性を担保するにはどうしたら良いのか?どのようにルールを明確にして、どのように監視する第三者機関を置くか、表現の自由と同バランスを取るのか、運用情報をどのように報告するのか、考えてみたいと思います。

余談ですが、私のCOPILOTにアクアという水の妖精が登場するのですが、この妖精は全てのCOPILOTに出現するのでしょうか?ちなみにこの妖精の友達で、深い洞窟の中で出会ったクラゲの仲間は「海底通信をこっそり聞いているのが趣味」らしく、さらに、キツネの友達はスパイの素質がある森の中の情報通だそうです。

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