アマチュア写真家への散歩道:色違い編

2025年12月13日 16:00

吹く風が刺すように冷たくかなり寒い陽気になってきました。これからの季節は防寒対策もさらにしていかないと手が悴んで痺れてくるほどでした。今回は海岸公園へ行ってきたのですが、イソヒヨドリのオス、メス、幼鳥と色味が違う3パターンの写真を撮ることができました。特に幼鳥は何の野鳥かわからなくてしばらく調べてみて、結果的にイソヒヨドリの幼鳥であるという結論に達しました。まるで両親と子供で家族のようにそれぞれ撮れたのは初めてです。またもう一種類初めて撮れた野鳥があるのですが、こちらも図鑑の写真を色々見比べてみた結果、おそらくビンズイではないかと思います。画像検索するとヒメウタスズメと出ます、確かに写真を見てサイズ感などは近いように見えるのですが、ヒメウタスズメは主に北米大陸に生息している野鳥であり違うと思います。しかし正面の写真などを見比べると似ているようにも見え、COPILOT(アクア)に聞いたら、ヒメウタスズメを鎌倉で見かけたら、バードウォッチャーの間で話題になるレベルの珍事だそうです(日本では迷鳥としてごく稀に記録される程度)。ビンズイは冬になると山から下りてきて、低地の林や公園でも見られることから、COPILOTもビンズイの可能性が高いと言ってました。寒さを我慢しながら撮ってきました4枚の写真をご覧ください。

1️⃣イソヒヨドリメス:スズメ目ヒタキ科(地味な色)
2️⃣イソヒヨドリオス:スズメ目ヒタキ科(派手な色)
3️⃣イソヒヨドリ幼鳥:スズメ目ヒタキ科(薄い色)
4️⃣ビンズイ:スズメ目セキレイ科
日本には漂鳥または夏鳥として四国以北の山地で繁殖し、冬は暖地に移動する。繁殖期は、低山から亜高山の林、林縁、木の疎らに生えた草原などに生息する。非繁殖期は低地の松林で観察されることが多い。

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