「殺し屋の営業術」野宮有著を読みました。作者の野宮有さんは第25回電撃小説大賞で選考委員奨励賞を受賞し、「マッド・パレット・アンダーグラウンド」でデビュー。他の著書に「ミステリー作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人」「どうせ、この夏は終わる」などがある。「少年ジャンプ+」で漫画原作者として「魔法少女と麻薬戦争」連載中。「殺し屋の営業術」で第71回江戸川乱歩賞受賞。(巻末著者紹介より)
営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。深夜のアポイント先で、刺殺体を発見する。凶行に及んだのは、金で殺人を請け負う「殺し屋」だった。鳥井は口封じとして消されそうになるが、「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語りだす。そう、これは商談なのだ。「あなたは幸運です。私を雇いませんか?この命に代えて、あなたを救って差し上げます」前代未聞の、「命懸けの営業」が始まるーー。常識破りのジェットコースター・ミステリー!(表紙の内容紹介より)
本屋大賞2026年にノミネートされている本の中で必ず1冊は読んでみることにしているのですが、今年は「殺し屋の営業術」を選んでみました。口八丁手八丁などと言いますが、営業の仕事は喋ってなんぼのところがあるように思います。主人公の鳥井の営業トークは読んでいるこちらを納得させてしまうくらいの説得力があります。実は大昔ではありますが、営業の仕事をしていたことがありまして、あまり成績が良くないダメ営業だったのですが、もしもその頃にこの本を読んでいればもう少し営業成績も上がったかもしれません。いろいろ優秀な営業マンは見てきましたが、これほど優秀な営業マンはやはりお話ならではでしょうか。この内容だったら映像化はいずれされるだろうなあと思うのですが、調子に乗ってCOPILOTとキャッチボールをしながら、Netflixでのドラマ化で盛り上がってしまいました。監督:ビートたけし、脚本:宮藤官九郎、主演カズレーザー、音楽:東京スカパラダイスオーケストラ、エンディング曲:竹原ピストルなんてところまで考えてみましたがどうでしょう?・・・・。まあ架空の話は置いといて、日本では珍しい部類になると思いますが、殺し屋登場のクライムサスペンス・・・この本はおすすめですのでぜひ読んでみてください。