中秋の名月

2020年10月02日 08:51

昨日の月は見事でした・・・・夜道を明るく照らし街の景色や海もキレイに見えました。昨夜はたっぷりと中秋の名月を鑑賞できました。なぜたっぷりと鑑賞できたかというと、夜になってから忘れ物をした事に気づき、取りに行かなければならない事態となって、自転車で往復2時間近く市内を走りまくらなければならなかったからです。月明かりが結構明るいことに気付き、これほどありがたいなあと感じたことは初めてでした。中秋の名月は旧暦の8月15日から8月16日の夜に出る月のことを指すらしいのですが、名月の日に月を鑑賞する風習の始まりは唐代頃からで、平安時代に日本の貴族社会に入ってきたようです。古くは月の満ち欠けを基準とする太陰暦(太陰太陽暦)が取られていたことから月にまつわる俳句や短歌は多いですよね。「名月をとってくれろとなく子かな」や「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」、童謡では「うさぎうさぎ何見て跳ねる 十五夜お月様見て跳ねる」や「まあるいまあるい まんまるい 盆なのような月が」など。また「月」からイメージする曲のランキングをネットで調べてみると1位 三日月(絢香)2位 月光(鬼束ちひろ)3位月のしずく(RUI)4位ムーンライト伝説(DALI)5位MOON(REBECCA)となっていて、その他「今夜月の見える丘に」「Fly to the moon』「ムーンリバー」「月光」「今宵の月のように」などもランキングに入っていて「月」は昔から現在に至るまで歌になりやすいテーマなのかなあと思います。

何はともあれ昨日の夜は、忘れ物をして(自業自得なのですが)ガックリと落ち込んでいた気持ちをなんだか癒された気分でした。

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