ぼんぼり祭

2021年08月07日 08:42

ぼんぼり祭は、毎年8月に立秋の前日からの3日間(年により4日間)行われる、鎌倉の夏の風物詩ともいえるお祭りです。
昨日6日(立秋の前日)には夏の祓いである夏越祭、本日(立秋当日)には暦の上での秋の訪れを奉告する立秋祭、明日8日(源実朝の誕生日)には実朝祭が行われます。境内には鎌倉ゆかりのある文化人をはじめ各界の著名人が揮毫した書画約400点がぼんぼりに仕立てられ、参道に並んでいます。(鶴岡八幡宮ウェブサイトより)
昨日行われた夏越祭は昭和13年からはじめられたもので、古来から夏の終わりに行う「夏越の祓」を源平池のほとりで行ったあと、参道で「茅の輪くぐり」を行い、疫病・災禍を祓い納め、天下泰平・五穀豊穣を祈るそうです。
古来日本では、夏を迎える時期、疫病がはやることが多かったため、厄払いと無病息災のため、茅の輪くぐりが行われるようになったと考えられています。私も厄払いと無病息災を祈ってしっかりと茅の輪をくぐってきました。夕方、私が観に行った時はまだ日が高かったので、残念ながらまだぼんぼりに灯が点っていませんでしたが、写真を数点取ってきましたのでご覧ください。

写真①茅の輪
写真②養老孟司さん揮毫のぼんぼり
ちなみにイタドリハムシはイタドリ(タデ科の多年生植物)の葉を食べる。てんとう虫の仲間のように見えるが“科”が違います。
写真③鈴木英人さん揮毫のぼんぼり
写真④五郎丸歩さん揮毫のぼんぼり
写真⑤岡田武史さん揮毫のぼんぼり

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