Ouch!

2022年10月13日 16:10

台所の流しの上の方についている戸棚ってやや低く取り付けられていることって多くないですか(おそらく物を取り出しやすいように考えられているのだと思いますが)?扉を開けて何かを取り出しますよね・・・。お皿などを取り出すことが多いのでだいたい両手を使いますよね・・・・。扉を閉め忘れて作業をしてますよね・・・。もうお気づきだと思いますが、そんな時ですOuch!な瞬間がやってくるのは。あれものすごく痛いです。単に扉に頭をぶつけて痛いだけでなく、なんで扉を開けっぱなしにしていることを忘れたんだろう?そもそもなんで扉を閉めなかったんだろう?と、じわじわ痛みと共に精神的なダメージも後から襲ってきます。同じ系統の痛みに、食事中に舌を噛んでしまう、タンスの角に足の小指をぶつける、ドアに手を挟む、釘を打っているときに間違って金槌で指を打つなどがあります。そこでネットで痛みについて調べてみると、人間が経験できる最大の痛みランキングとか人間が耐えられる痛みランキングとか、痛みについては関心が高いようで様々なランキングが紹介されていました。男性だと睾丸の強打(この痛みも精神的ダメージが大きい)、女性だと陣痛(痛みには女性の方が耐性があると聞いたことがありますが本当でしょうか?)などはよく言われていますが、その他病気だと尿路結石(体験したことがありますが、これは膝から崩れ落ちるくらい痛いです)や偏頭痛、関節痛、ちょっと深刻ですが癌疼痛などです。どうやって調べたのかわかりませんが溺死や焼死なんていうのもランクインしているものもあります。最近、Netflixのヒューマンプレイグラウンド(第1話)という、痛みをコントロールすることで、痛みに打ち勝とうとする女性たちのドキュメンタリーを観ました。これがまた観ていると痛そうなのですが、登場する女性たちがその道を極めたものにしか見えない世界を見ているようにも感じます。考えてみると“痛み“として大まかに取り扱うときは、医学的に疼痛として考えられるよりも幅広く、哲学や神学、文学などで取り扱われる内容も含まれているのかもしれません。個人によって様々な捉え方が存在する“痛み“とは?鍼灸師でありまた脳科学好きとして、痛みのクオリアについては興味があるのでじっくりと考えてみたいと思います。

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