SDGs

2021年06月10日 13:52

6月5日は環境の日(World Environment Day)だったそうです。環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る日として制定された、国連による国際的な記念日です。それに合わせたかどうかは分かりませんが、株式会社ユーグレナのバイオジェット燃料(藻類ユーグレナ由来の油脂等を混合している)を使用した、6月4日の国土交通省保有の飛行検査機による初飛行の様子が放送されていました。そこで私も勉強してみようと思い、「ごみから考えるSDGs」という子供向けに分かりやすく書いてある本を借りて読んでみました。SDGsとは2015年9月国連の総会で、未来を持続可能な世界にするために、世界の全ての人が取り組むべき2030年までの目標です(考えてみればあと9年ないのですね)。それには17の目標が掲げられており「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」などの社会的な側面、「生き甲斐も経済成長も」「つくる責任つかう責任」などの経済的な側面、「海の豊かさを守ろう」「気候変動に具体的な対策を」など環境的な側面などの目標が設定されています(ボヤッとした目標に感じますが、169の具体的な達成基準が作られている)。あくまでも目標なので義務ではないそうですが世界の全ての人々が負っている目標と考えると真面目に考える必要があると感じます。本の中ではやはりごみ問題に割かれているページが多く、「R」が大事、Reducs,Reuse,Recycleと言われますが、減らす、繰り返し使う、再利用するなどごみ問題に対する色々な知識を学ぶことができました。結構子供向けと言っても侮れません・・・。ちなみにゴミ袋の有料化の件なのですが・・・もちろんゴミ袋を減らすため必要だと思いますし、有効な策だとも思います・・・・ですがゴミ捨ての時に、プラスチックのゴミ袋(特に生ゴミ)は一定数必ず必要になり、スーパーで買うことになります。いっそのこと市指定のゴミ袋をバイオマスプラスチック製にして全てのゴミは指定ゴミ袋を使用する(有料)としてもらった方がスッキリするような気がします。しかしフードロスを出さない、余分なものは買わない、リサイクル製品を買う、シェアやレンタルサービスをうまく利用するなどまだまだできることはいっぱいあると反省しました。最初に書きました、株ユーグレナの永田さんは「今の世代と未来の世代、どうすると、どっちも幸せになれるのか。常にそれを考え続けることが、サスティナビリティーの根本だと思っているんです」と語っていたのが非常に印象的でした。

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