スティーブ・ジョブズ

2023年05月12日 18:59

Netflixで「スティーブ・ジョブズ」ダニー・ボイル監督を観ました。ウォルター・アイザックソンによる伝記『スティーブ・ジョブズ』を原案に、アーロン・ソーキンが脚本、ダニー・ボイルが監督した2015年の伝記映画です(ちなみにウォルター・アイザックソンの本は読みました)。第73回ゴールデングローブ賞でアーロン・ソーキンが脚本賞、ケイト・ウィンスレットが助演女優賞を獲得しています。

Apple社の共同創業者、スティーブ・ジョブズの波乱の人生の中でも、大きな転機となった3つの出来事、1984年のMacintosh、1988年のNeXtcube、1998年のiMacに注目。それぞれの発表前に苦悩し、一才の妥協を許さないカリスマ変革者の素顔を描いた伝記物語です。スティーブ・ジョブズは言わずと知れたAppleの共同創業者の一人で、同社のCEOを務め、NeXTやピクサー・アニメーション・スタジオの創業者でもあり、ウォルト・ディズニー・カンパニーなどの役員を歴任しています。Apple Ⅱなどによりパーソナルコンピューターの概念を市場に普及させ、iPodとiTunes及びiTunes Storeによって音楽業界に変革をもたらし、iPhoneおよびiPadを世に送り出した人です。

映画の中でのジョブズは、輝かしい成功に焦点を当てているわけではなく、どちらかというと影の部分に焦点が当たっていて、天才というよりも、人間らしい多くの欠点を抱えて苦悩するジョブズが描かれています。個人的にはこちらのジョブズの方が本当のジョブズらしいというか(本人を知っているわけではありませんが)、何か共感できるものがあります。でもやっぱり変革者であり、進む方向を指すリーダーであり、天才なんだと思います。・・・・ジョブズが生み出した製品、iMac,iPod,iTunes,iPhone,iPad・・・おそらく世界中の人が知っている製品です。このブログも iPadを使って書いています。ジョブズが変えた人々のライフスタイルや概念、大学生の頃は、コンピューターは色々なものに組み込まれるだろうと思ってましたが、まさかコンピューター自体をポケットに入れて持ち歩く時代が来るとは思ってませんでした。今、ジョブズが生きていたらどんな製品が生み出されていたのか?AIについてジョブズはどう考えたのか?考えずにはいられません。

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