御鎮座記念祭 鎌倉殿の13人ゆかりの地・源頼朝編

2022年12月16日 18:33

今回の鎌倉殿の13人ゆかりの地はラストを飾るにふさわしい、源頼朝の鶴岡八幡宮です。鶴岡八幡宮の始まりは、鎌倉幕府を築いた源頼朝公の祖先源頼義が、京都の石清水八幡宮を勧請(神様の御分霊を他の地に還し祀ること)したことです。頼義は石清水八幡宮を篤く信仰しており、源氏の氏神として八幡神を鎌倉の由比ヶ浜辺に祀りました。その後、源頼朝公が現在の地にお還しし(1180年)、鶴岡八幡宮の基礎を作りました。

今日12月16日は御鎮座記念祭が行われました。鶴岡八幡宮は火災によって社殿を焼失しましたが、頼朝公は直ちに復興し、1191年11月21日の遷宮の日、束帯、帯剣の正装で参列し、「吾妻鏡」には、「この遷宮の秘儀には京都より伶人、多好方を招いて奉仕させました」とあります。現在では、新暦に換算した日である12月16日に御鎮座記念祭を執行しているそうです。本宮での神事の後、舞殿北庭でその当時唱えられた「宮人曲」を復元して神楽が奏され、舞楽「人長の舞」も奉奏されます。この祭典で行われる御神楽は創建当初より伝わるもので、800年余りの歴史をもっているそうです。

次回放送で最終回を迎える鎌倉殿の13人・・・頼朝の思いを受け継いだ北条義時は最後に何を思うのか?鎌倉の地に伝わる伝統とは何か?・・・・・・・・・楽しみです。

御鎮座記念祭の写真を撮ってきましたのでご覧ください。

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